日本のモノづくりに不可欠な組込みソフトの開発が主たる業務です

 世界的なコスト競争が進む中、日本のモノづくりは付加価値の高さで活路を見出しています。 そこで問われるのが、製品やそれを生み出す機械装置を機能させる制御系ソフト、突き詰めていくと組込みソフトと呼ばれるものです。 その特長はハードウェアを制御することであり、高い処理スピードと品質が当たり前のように求められることです。 日本はこの組込ソフトの開発分野で欧米先進国と競い合うことになり、スペシャリストの育成は産業界が渇望するところです。 サンテックは創立以来、こうした制御系ソフトの開発を手がけており私たちが蓄積してきた技術・ノウハウは モノづくり産業に大きく貢献するものと自負するところです。

■組込みソフト技術者の不足が問われる中、使命の重さを実感しています

 日本のモノづくり産業にとって不可欠な組込みソフトですが、約9万人の技術者が不足しているといわれます。 その理由は、組込みソフトが高度化、複雑化する一方で技術者のスキルが追いついていないともいわれ、 脚光を浴びる分野でありながら人の育成は容易ではないということです。 パソコン用ソフトと異なり厳しい条件、要求が前提となる組込みソフトの開発。 求められるスキルも高く、幅広いのですが、サンテックの技術者たちは創立以来の技術を日々発展させ、 会社も開発環境を整備するなど一体となって使命を果たしています。

◆組込み系ソフトウェア開発

 特定の機能を実現するために家電製品や機械に組み込まれるコンピュータシステムを組込みシステムといいます。 組込みシステムは、洗濯機、炊飯器、テレビ、自動車、カーナビ、自動販売機、ATM、産業ロボットなど、家庭用・産業用を問わず、 電子制御を必要とするほとんどの製品で用いられています。 また電化製品だけでなく、工場などでの作業を自動化する産業用ロボットや工作機械などの産業機器も、 コンピュータを内蔵した組込みシステムです。 この組込みシステムの専用機能を実現するソフトウェアを組み込みソフトウェアといいます。 サンテックではこの組込みソフトの開発を事業の一つの柱としています。

◆組込みソフトウェア開発の事例

●工作機械
NC旋盤やFA(ファクトリーオートメーション:工場における生産過程の自動化を計るシステム)の開発などを行なっています。
●自動販売機
●非接触型カードシステム
●車載コンピュータ
●自動運転に関わる最新技術
カーナビゲーションの制御システム開発などを行なっています。
●メカトロニクス

組込みソフトウェアの詳細はこちらから
◆業務系ソフトウェア開発

業務や作業の自動化、効率化をテーマとしたソフトウェアのことを言います。 業務に合った入力画面、帳票等の開発、開発には各種データベースエンジンを使用し、 サンテックのもう一つの柱として、業務系ソフトウェアの開発に取り組んでいます。

◆業務系ソフトウェア開発の事例

●パソコン、LAN保守サービス、社内LAN構築、保守  Webサーバ構築、保守
【お客様】
●公共サービス企業 ●ガス ●教育機関 ●大学、専門学校 ●公共機関 ●ごみ処理場 ●協同組合
●各種サービス業関連組合

業務系ソフトウェアの詳細はこちらから
◆コンサルティング業務

上記業務に関わるコンサルティング。各業務に精通した営業企画スタッフがお客様のニーズを把握し、業務支援の具体化と進行を担当します。

 サンテックが専門分野で磨いてきた技術
システム開発技術

 ■通信制御 :TCP/IP、RS232C、CAN、IEBus、GP-IB など
 ■シーケンサによるメカ制御 :ライン制御、産業機械制御(射出成形機など)、
 工作機械制御(NC旋盤機器) など
 ■マイコンによるメカ制御 :商品搬出機構制御、温度制御、ID管理ロッカー機構、
 RFID制御 など

ソフトウェア開発技術

 ■OS :TRON系(市販μITRON、T-Kernel、Toppersなど)、
 その他RTOS、Windows系、UNIX系
 ■言語 :C、C++、C#、Java、VB、アセンブラ、ラダー(PLC)、SQL、
 Perl、PowerScript、Python、HTML、
 CSS、Javascript
 ■ツール :JUDE、Eclipse、PowerBuilder