■中期経営方針の課題
組込みシステムの分野において、業務請負および自社の製品開発力を強化し事業拡大を行う。
◆組織力を強化し、チーム開発ができる体制を整える
  • 組み込みソフトウェア開発は複雑化、高機能化が進み、ユーザニーズは個人の能力に頼る開発からチーム開発にシフトされつつある。
  • ユーザニーズに柔軟且つ的確に応えられるようにする為、組織力の強化を進め、リーダを中心とした製品開発を行なう。
  • 技術者の技術・知識の集約・共有を推進し、ユーザニーズに添ったチーム編成・ローテーションに随時即応可能な体制を整える。
◆組込み技術レベルを向上させる
  • 組込みソフト業界で事業拡大するには、技術レベルの向上・新技術への取り組みが不可欠となる。
  • 組込みソフト業界での事業拡大を図り、ユーザへより高品質な製品・技術を提供し続ける為、
    技術レベルの全社的な底上げと新技術への取り組みを行なう。
  • 現状の技術レベルと今後必要となる技術を明確にし、習得した技術を全社共有可能な体制とする。
◆ソフトウェア品質を向上させる
  • ユーザからのソフトウェアに対する品質および信頼性への要求は年々高くなっている。
  • ユーザに製品の品質を満足して頂く為、高品質な製品を安定して提供できるよう品質のマネジメントを実施する。
  • ISO9001の導入を推進し、品質管理の実施と改善を全社的に行える体制にする。
◆顧客満足度の向上を目指す
  • ユーザが満足できる技術力・品質を提供することが業績拡大につながる。
  • 社内では見えてこない問題・改善点をユーザから聞き取り、より一層の顧客満足を追求することを目指す。
  • アンケート、聞き取り等を定期的に行い、統計・分析することによりユーザの要望を常に意識し、
    業務改善に生かせる体制によりユーザの要望を常に意識し、業務改善に生かせる体制を整える。
◆ヒューマンスキルを育成する
  • 会社を支えるのは、経営者と社員全員であり、個々の成長がすなわち会社の成長である。
  • コミュニケーション能力、ビジネスマナー、モラル、守秘義務等、社会人として不可欠であるヒューマンスキルの育成を行なう。
  • 業務知識だけでなく、広く社会・政治・経済・業界など社会全般に目を向けられるような動機付けを行う。
◆働きがいのある会社を目指す
  • 社員が幸せであり働きがいを見出せる事が、会社が存在する意義の一つである。
  • 誰もが、自分の課題を見つけ、取り組みに対し互いに協力し励まし合い、成果に対しては皆が称賛できる、
    組織化された「自律集団」を目指す。
  • 業務や課題に取り組む姿勢を、正当に評価することにより社員の満足感を高める。
  • モラルを高め、働きやすい社風、風土を作る。
◆働きやすい環境を作る
  • 業務に専念するためには、社員が働きやすい環境、インフラの整備が必要である。
  • 機材、書類が必要な時にいつでも利用でき、情報共有がスムーズに行え、過不足ないスペースを確保維持するためにネットワーク、
    レイアウトなどのインフラ整備を行なう。
◆会社と社員の成長を通して社会に貢献していく
  • 会社と社員が成長することで、より大きな社会貢献ができる。
  • 一般社会で高く評価され認められる社員を育成し、会社も成長することで社会により貢献することを目指す。
◆業績目標
  • 売上目標
    成長率年20%以上を目指す(自社開発15%、協力会社開発5%)
    10年後、売上額30億円以上
  • 効率目標
    生産効率を計測し、5%向上させる。
  • 社員数増加
    10年後、社員数80人→200人(+120人)